全国主要ICカード乗車券

主要なICカード乗車券

カード カード詳細
Kitaca ■Kitaka(JR北海道)
キャラクターはエゾモモンガだそうです。カードの名前の由来は、「北海道のICカード」の「北」と「card」の「ca」をとってKitaca。 ウェブサイトでは壁紙なんかもダウンロードできます。個人的には、壁紙にデザインされている、つり革にぶら下がるエゾモモンガ(左写真・部分)がかわいいと思いました。ちょっとイラストのテイストが、下記のSuicaペンギンに似ているけれど、これは導入されると人気が出るのではないでしょうか。こういう感覚、私は大好きです。
Suica ■Suica(JR東日本)
 関東地区ではもうすっかりおなじみです。名前の由来は、「Super Urban Intelligent Card」の頭文字から。「スイスイ行けるICカード」の意味も込めているとのこと。キャラクターは「ペンギン」。名前はなく「Suicaペンギン」として親しまれています。これは個人的にはうまいやり方だな、と思います。あえて名前をつけないことで、ミステリアスな存在にしているんですよね。ダイキンのぴちょんくんが話さないのと同じです。
PASMO ■PASMO(主に関東圏の私鉄・地下鉄・バス)
名前の由来は、先行の磁気カード「PASSNET」を「もっと」便利にした、ということから来ています。カードのデザインにあるように、電車「MO」バス「MO」「PASMO」というふうに、「も=&」の意味を持たせているようです。 私は東京在住ですが、通勤にはJRを使っているので、PASMOは持っていません。SuicaとPASMOは相互利用できるので、SuicaがあればPASMOは必要がないんですね。このへん、ひとつのブランドにできないのは、大人の事情があるのでしょうね。カードには登場しませんが、キャラクターはロボット。これは、いまいちかも。
Toica ■TOICA(JR東海)
名前は「JR東海のICカード」から。素直なネーミングです。ロゴデザインは「toICa」ですが、 公式ページでは「TOICA」と表記されているようです。デザインもあっさりしています。東海地方の海岸線をイメージしているとのこと。キャラクターは「ひよこ」ですが、いまいちキャラクターとしては個性がなさすぎる感もなきにしもあらず。カードにはデザインされていません。
ICOCA ■ICOCA(JR西日本)
名前の由来は、「ICオペレーションカード」の略称だそうですが、絶対にあと付けです。断言します。制作者ははじめから「ほな、行こか。」の「行こか」しか考えてなかったと思います。関西っぽくていいんじゃないでしょうか。でも、ちょっと日常会話で使いにくそう。 キャラクターは、「カモノハシのイコチャン」とのこと。CMでは、仲間由紀恵さんとの共演で大活躍しているとのことです。ブランド的にはロゴのAの目玉はいらなかったかも。あと、びっくりしたのは、関連会社がウェブでキャラクターグッズを売りまくっているところ(参照)。さすが関西。
PiTaPa ■PiTaPa(主に関西の私鉄・地下鉄・バス)
名前は「Postpay IC for "Touch and Pay"」とのことですが、これははじめから、キャッチフレーズである「ピッとタッチしてパッと乗る」を想定して作ったんでしょうね。大阪に帰ったとき、大阪市営地下鉄で、このPiTaPaのポスターをたくさん見ました。 キャラクターはなく、ネーミングも、なんだか駅ビルのカードっぽいですね。キャラクターはぴたポン!です。なかなかかわいいですね。というか、これ、大阪で何度か見たことがあります。
SUGOCA ■SUGOCA(JR九州)
すごい名前。SUGOCAって。これは完全にJR西日本の「ICOCA」の影響でしょうが、JR西日本のICOCAはまだ交通ならではの「行こか」から来ていたり、JR北海道のKitakaは「来たか」にかかっていますが、この「SUGOCA」に関しては、交通とか、そんなちいさなことにはこだわってないようです。すごかぁ。キャラクターはカエル。これは、「帰る=帰宅」にかかっていますね。目覚ましは、朝の通勤でしょう。このゆるい感じは、嫌いじゃないですが、どうなんでしょ。